馬場咲希が通算12オーバーで最終日へ ワールド・サロンパス・カップ
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・第3日」(6日、茨城GC西C=パー72)
29位から出たアマチュアの馬場咲希が1バーディー、6ボギーの77でスコアを五つ落とし、通算12オーバーでホールアウトした。
17番パー5は会心だった。この日一番のドライバーショットをかっ飛ばすと、残り210ヤードを5番アイアンでピン右7メートルへ。イーグルこそならなかったが、10センチをお先に沈め、この日初めてのバーディーを奪った。
「流れのよくない中でバーディーを取れた。(第2打は)ボールにちゃんと当てることを意識したらいいショットが打てた。気持ちを切り替えられてよかった」
最終18番パー4も第2打を左手前のバンカーに入れたが、右2メートルに寄せてパーセーブ。「ずっとバンカーからセーブできていなかったが、最後にできてすごくうれしかった」と笑顔で振り返った。
前半は出だしの1番のボギーだけにとどめ、粘りに粘った。だが、ティーショットを左の林に入れた10番パー4から3連続ボギー。14、15番でもスコアを落とした。
2日目は握りを工夫して復調気配だったドライバーショットは「初日の感じに戻ってしまった」と強風下で不安定に。グリーン周りのバンカーにもてこずり「ダメな感じ。深く入ってしまうイメージも、直接ボールを打ってしまうイメージも出て、不安な気持ちが大きくて。打つのが怖かった」と言うが、最後は上向きで締めた。
自身2度目の国内メジャーもあと一日。最終日は雨予報だが「3日間、難しいコンディションでスコアもあまりよくないが、すごく楽しくラウンドできている。きょうよりはいいスコアで上がりたいが、最後まで楽しくできたらいい」と話した。



