「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ」（４日開幕、茨城ＧＣ西Ｃ＝パー７２）

　１日に２０歳の誕生日を迎えた川崎春花が２日、「実感はあまりない。お酒を飲めたり変わってくる。ちゃんとした大人になりたい」と抱負を語った。

　ちゃんとした大人とは。「常識があって、物事をしっかり考えられて。今までは大人の方に頼っていたりしたが、しっかり自立して頑張れるようになりたい」。前夜は両親と茨城県内のフレンチレストランで食事したという。お酒は「飲んでない。オレンジジュースを飲んでいた」とうれしそうに振り返った。

　ルーキーイヤーの昨年は日本女子プロ選手権でツアー初優勝するなど２勝。２０歳になって初めての試合で、メジャー２勝目を目指す。「去年出場して手も足も出なかった。今年はそれよりも少しは成長できているかなと思うので、試合で結果を出せるように頑張りたい」という。

　現在の調子は「あまりよくない」というが、「今年初めてのメジャーで、キーとしている大会の一つ。しっかり準備して結果につなげられるように」と意気込む。「グリーンも速いし、手前から攻めていかないと全部奥に行ってしまう。グリーン周りも刈り込まれているので難しい。セカンド、サードショットで手前から攻めていくというのをしっかり意識したい」と攻略ポイントを明かした。