星野陸也 16R連続60台 石川と“神の子”ガルシア超え日本新「よっしゃー!」

 「男子ゴルフ・ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!・第2日」(21日、PGM石岡GC=パー70)

 14位から出た星野陸也(26)=興和=が5バーディー、2ボギーの67で回り、通算7アンダーの8位に浮上した。石川遼、セルヒオ・ガルシア(スペイン)を抜き、日本ツアー新記録となる16ラウンド連続の60台を達成した。通算10アンダーに伸ばしたルーカス・ハーバート(オーストラリア)ら3人が首位。14位から出た金谷拓実が通算8アンダーで、日本勢トップの5位につけた。

 ついに金字塔を打ち立てた。星野が、石川や“神の子”ガルシアを超える、日本ツアー新記録の16ラウンド連続60台を達成。日本のゴルフ史に残る快挙に、開口一番「よっしゃー!」と喜びを爆発させた。

 「意識しますよ、そりゃ。何よりも」。日本記録に並んだ前日は緊張感で、なかなか眠りにつけず。更新がかかった運命の1日に、重圧を感じながらコースを進んだ。

 プレーには普段より感情が入った。前半を2アンダーで折り返したものの、4番で痛恨のボギー。しかし、好アプローチを見せた5番で、すかさずバウンスバック。7番パー4はバンカーからピンの右手前2メートルにつけて、3アンダーの“セーフティーリード”となると、右の拳をグッと握りしめた。

 「ガッツポーズが出ちゃいました。なぜか。まだ2日目なのに(笑)」

 茨城県出身で、会場のPGM石岡GCは自宅から車で30分の距離にある。実家から通っており、欧州ツアー仕様のセッティングも乗りこなし、安定感が光る。「記録として残るのはうれしい。抜かれないように、伸ばし続けられるように頑張りたい」。慣れ親しんだ地元での快進撃はまだまだ続きそうだ。

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