蟬川泰果 故郷・兵庫県拠点に賞金王目指す 「将来は四大メジャーを制覇したい」

 男子ゴルフツアー史上初めてアマチュア2勝した蟬川泰果(22)=東北福祉大=が2日、兵庫県加東市の母校、兵庫教育大付属小学校を訪問した。ゴルフの基本技術を学ぶために考案された「スナッグゴルフ」を6年生とともに楽しみ、5、6年生に向けた講話では自身の挫折や転換期などを語った。

 年明けから米ツアー3連戦を終え、国内開幕戦となる今月30日からの東建ホームメイトカップ(三重)を見据える。プロ1年目の目標については「日本ツアーで賞金王になること」と掲げ、「将来は四大メジャーを制覇したい」と意気込んだ。

 また、報道陣の取材には今季の拠点を加東市の実家に置くと明かした。「父と母の見ていてくれるところで。この年になると叱ってくれる人がいないので」と話し、「自分が気づかないところにも気づける」とかつてハンディキャップ5の腕前を誇った父の佳明さんにも助言を仰ぐ。

 後輩たちから質問攻めにあった中には「今、彼女はいますか?」というド直球も。「週刊文春が怖いです…。いないですよ」と苦笑しながらも、小学校の時に「片思いはしていました」と思わず告白。懐かしい母校でエネルギーを注入し、プロとして新たな一歩を踏み出す。

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