野上貴夫が初V 初日からの首位守り切った 来季は「奮起します」

 「デイリースポーツ後援ゴルフ・第16回のじぎくOP・最終日」(8日、芦屋CC=パー72)

 プロ30人、アマチュア60人が参加して行われ、初日首位の野上貴夫(51)=ホームテック=が139で初優勝し、賞金200万円を獲得した。アマの部は須澤秀樹(61)がハンディキャップ11、グロス162、ネット141で優勝した。元阪神の関本賢太郎はハンディキャップ8、グロス164、ネット148で36位となった。

 わずか1メートル強の距離。最終18番、入れれば優勝のパーパット。野上は慎重に時間をかけてラインを読んだ。そして打ち抜いたボールがカップに吸い込まれると、表情が崩れた。初日からの首位の座を守りきり、通算5アンダーで大会初優勝。関係者や選手から大きな拍手がわき起こると、両手を掲げて応えた。

 2位の細川とは1打差だった。「リーダーズボードでカズさん(細川)が伸ばしているのを見てしまって」と猛追を感じながら終盤はプレー。最後は緊張感の高まるパットとなったが「ファーストパットが強いかなと思ったら意外と行ってしまった。でも(オーバーしたから)ラインも見たし。もしショートしていたら外れていたかもしれない」と胸をなで下ろした。

 今季2年目のシニアツアーは未勝利で最高成績は7位。今回はツアー大会ではなかったが「シニアになって初優勝」と勝利の喜びは大きい。優勝スピーチでは最後に「(来季は)奮起します」と力強く宣言した。

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