渋野日向子 不運に負けず8バーディー 10位浮上で3戦ぶり予選通過「めっちゃうれしい」
「米女子ゴルフ・メディヒール選手権・第2日」(7日、サティコイクラブ=パー72)
前日71位の渋野日向子(23)=サントリー=が8バーディー、1ダブルボギーの66とスコアを伸ばし、通算5アンダーの139でトップと6打差の10位に上がった。69で回ったジョディ・シャドフ(英国)が通算11アンダーの133とし、首位を守った。笹生優花は4アンダーの19位、上原彩子は3アンダーで28位、古江彩佳は1アンダーの46位につけた。
3戦ぶりに予選を通過した渋野は「4日間プレーできるのはめっちゃうれしい」と満面の笑みを見せた。66はこの日のベストスコアに並ぶ好結果だった。ドライバーショットがディボット跡に入る不運もあり、ダブルボギーをたたいた1番のショックから気持ちを切り替えた。
3番で5メートルのパットを沈めて「大きかった」というバーディーで波に乗った。1メートル強につけた4番でもスコアを縮め、スタート前と同じ1オーバーに戻した。
圧巻は11番からの4連続バーディー、5メートル、1メートル半、6メートル、2メートル半とショットをピンの近くに絡めて次々にパットも成功。通算5アンダーまで伸ばした。
前週まで2大会連続で決勝ラウンドに行けなかっただけに「まだ予選落ちが気になった」と最後の数ホールは慎重にプレーしたという。渋野は第3ラウンド以降に向けて「順位は考えない。自分の納得できるショットの回数を増やしたい」と声を弾ませた。





