畑岡奈紗 通算1アンダー5位 ラーメン効果で猛チャージ「最低限の目標はクリアできた」

 畑岡奈紗
 通算1アンダーでホールアウトした畑岡奈紗(共同)
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 「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・最終日」(26日、コングレッショナルCC=パー72)

 畑岡奈紗(23)=アビームコンサルティング=が69をマークし、通算1アンダーで5位に食い込んだ。この日、60台を出したのは一人だけ。西郷真央と笹生優花は通算4オーバーで30位だった。韓国の27歳、田仁智(チョン・インジ)が通算5アンダーで初日からの首位を守り切り、大会史上4人目の完全Vを果たした。

 畑岡は「ラーメン効果」でスコアを挽回した。75だった前日は「頭がすっきりしない」と珍しくプレー後の練習をせずに宿舎へ戻り、ラーメンを食べに行った。「ふだんは試合中には食べない。おいしいラーメン屋さんがあったので」。気分転換が奏功し、この日は最初からショット、パットともさえた。

 特に後半のアウトは3バーディーでボギーなし。4番で8メートルを入れ、6番は2メートルにピタリ。9番も60センチにつけ、バーディーで締めた。インの第1組スタートで、まだ風が穏やかだったことも幸運だった。

 「大会を通しては、自分の思うようなスイング、ショットが少なかった。でも、最終的にアンダーで終わるという最低限の目標はクリアできた」と、まずまずといった表情だ。ツアーは前半戦が終了。3週間のオフは、日本に戻ってリセットする。

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