「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・最終日」（８日、茨城ＧＣ西Ｃ＝パー７２）

　山下美夢有が３バーディー、２ボギーの７１で回ってスコアを一つ伸ばし、通算１２アンダーでメジャー初優勝を果たした。初日から首位を守っての完全優勝は大会初。昨年４月のＫＴＴ杯バンテリン・レディース以来の通算２勝目。

　２位に６打差をつけてスタートした山下は７番まですべてパー。８番パー３で５メートルを沈めてこの日初バーディーを奪った。９、１１番をボギーとして１０アンダーとし、同組の青木瀬令奈に３打差に迫られるなどしたが、１２番パー５でバーディーを奪い再び１１アンダーに。１５番パー３でも長いバーディーパットを沈めた。

　山下は２００１年度生まれの“新世紀世代”で、昨年全米女子オープンを制した笹生優花や、今季４勝を挙げている西郷真央と同級生。