渋野日向子 猛チャージ通算15アンダー11位「全体的に良かった」
「米女子ゴルフ・ホンダLPGA・第2日」(11日、サイアムCC=パー72)
渋野日向子(23)=サントリー=は7バーディー、1ボギーの66と伸ばし、通算15アンダーの11位に上がった。3バーディー、1ボギーの70だった畑岡奈紗は通算18アンダーの198で首位から3打差の4位に後退した。笹生優花は69で9アンダーの34位。ナナ・マドセン(デンマーク)が通算21アンダーで首位に立ち、林希妤(中国)とセリーヌ・ブティエ(フランス)が1打差の2位で続いた。
猛チャージを見せた。7バーディー、1ボギーの66。15位からスタートした渋野はショットが良く、スコアを六つ伸ばして11位に浮上。「相変わらずチャンスにつく回数が多かった。全体的に良かった」と納得の表情を浮かべた。
五つ伸ばして迎えた13番でこの日初ボギーをたたいたが、14番でアイアンショットを2メートルほどにつけてすぐに取り返した。続く15番(パー4)の2打目では、昨年から腕を磨いてきたウエッジで絶妙な一打を見せた。グリーン手前から、2段グリーンの斜面をクッションにして上段のピンそばへ。連続バーディーとし「段に当てて寄せることができたのでうれしかった」と目尻を下げた。
最終日を首位と6打差で迎える。「かなりピンを攻められている。上位に行けるチャンスは少なからずあると思う」と躍進に自信をのぞかせ、「ボギーを少なく、バーディーをたくさん取れるように頑張りたい」と力を込めた。