タイガー・ウッズ 戦列復帰を示唆「体を取り戻す」 親子でエキシビションマッチ

 「PNC選手権・最終日」(19日、リッツカールトンGC=パー72)

 2月の自動車事故で右脚に重傷を負ったタイガー・ウッズ(45)=米国=が限定的な形ながら戦列復帰を約束した。エキシビションマッチで、前日に続き12歳の息子・チャーリー君とのコンビでプレー。11連続バーディーを決めるなど1イーグル、13バーディーの57をマークし、通算25アンダー2位になった。試合後「(復帰は)期待できる」と語った。

 第1打はそれぞれが打ち、2打目以降はどちらかのボールを選んで進めるスタイルで、2日間合計36ホールの打数を競うルール。ウッズ親子は前日、首位に3打差をつけられて5位にいたが、この日は赤いシャツに黒いパンツの“勝負服”で逆転を目指した。

 1番でウッズが1・5メートル、2番でチャーリー君が5メートルを沈める連続バーディーで幕開け。さらに3番パー5では、ウッズが2メートルに2オンさせ、チャーリー君が堂々沈めてイーグルを奪った。7番からは2人のショットとパットが絶妙に絡み合い、17番まで11連続バーディーを奪った。

 イーグルなら優勝もという状況で迎えた最終18番パー5。チャーリー君がピンまで10ヤードの地点から第3打でチップインを狙ったが、ボールはカップをかすめて3メートルオーバー。ウッズもバーディーパットを外し、勝利がすり抜けた。優勝はジョン・デーリー(米国)の親子だった。

 ウッズはプレー後「これからもトレーニングと練習で体を取り戻す。その期待がある」と戦列復帰を示唆した。

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