渋野日向子 予選落ち「本当に情けない」最大目標の来季米ツアー最終予選前に不安
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・第2日」(22日、マスターズGC=パー72)
渋野日向子(22)=サントリー=は99位から出て5バーディー、3ボギーの70と2つ伸ばしたが、通算4オーバーの65位で7月のGMO&サマンサ・カップ以来、2021年2度目の予選落ちとなった。
78をたたいた初日の出遅れが大き過ぎた。70で巻き返したが、カットラインには2打届かず、3カ月ぶりに予選落ち。渋野は「見ての通り、本当に情けない内容でした。今日は2アンダーで回れたけど、昨日の分があったので」と険しい表情で2日間を総括した。
2週前のスタンレー・レディースで優勝するなど、5週連続トップ10入りと好調だったが急変した。「ゴルフはいつもいいようにいくわけではない。こういう日が来るのはいつかあると思っていたのでしようがない」と厳しい結果を受け入れた。
21年最大の目標としている12月上旬の来季米ツアー最終予選会を控え、不安が漂う。渋野も「焦りがないといったらおかしい」と率直な思いを口にした。「流れが良かった中で予選落ちするゴルフになってしまった。まだまだ足りないところがたくさんあるというのを思い知らされた」と現実を直視した。今後取り組むべき課題は「全部です」と即答。前を向いて、修正に励むしかない。