渋野日向子「何をやっていたのかなという一日」今季自己ワースト78で99位
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・第1日」(21日、マスターズGC=パー72)
渋野日向子(22)=サントリー=が1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの78と崩れ、首位と13打差の6オーバーで参加108人中99位と大きく出遅れた。3月の明治安田生命レディース最終日の77を更新する今季自己ワーストでのスタートを「めっちゃ悔しいし、何をやっていたのかなという一日でした」と振り返った。
前半インは16番パー4でこの日唯一のバーディーを奪ったが、14、18番でいずれも3パットのボギー。後半アウトはさらに五つ落とした。3番はカラーからパターで4打のダブルボギーとするなどグリーン上で苦戦。「一番はやっぱりパッティングで足を引っ張ってしまう感があった。ここ何試合かはパッティングに助けられていたところもあったけど、入らなくなった途端にショットも悪くなるし、すごく流れも悪くなるなというのが分かった一日だった」と話した。
2週前のスタンレー・レディースで1年11カ月ぶりに優勝するなど、5週連続トップ10入りと好調を維持していたが、予選通過も厳しい位置。「もう全部どうにかしないとという内容だったので、とりあえず全てを何とかしたいなと思います」と懸命に前を向いた。
渋野は19年KKT杯バンテリン・レディースで初日に81をたたき、最下位の106位発進だった。しかし、2日目に66で巻き返し、50位まで順位を上げて予選を突破。最終日も68と伸ばし、20位でフィニッシュしている。今大会も第2ラウンドの猛チャージで一気に浮上を狙う。