渋野日向子は2打差4位 17、18番連続ボギーで「鬼門にしっかりやられた」

 13番のグリーン上で笑顔を見せる渋野日向子(撮影・堀内翔)
 10番、ティーショットを終えてマスカットを食べる渋野日向子(撮影・堀内翔)
12番 渋野日向子(左端)のウエアを指さす稲見萌寧(中央)、原英莉花(右端)=烏山城カントリークラブ(撮影・堀内翔)
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 「女子ゴルフ・日本女子オープン・第1日」(30日、烏山城CC=パー71)

 渋野日向子(22)=サントリー=が7バーディー、4ボギーの3アンダー68で回り、首位と2打差の4位と好スタートを切った。

 アウトから出て1番パー4でボギー発進。3番パー5で初バーディーを奪うと、5、6番で連続バーディー、8番パー3でも一つ伸ばした。後半インも10番でボギーを打ったが、12番から3連続バーディー。一時は首位の上田桃子と並んだが、難度の高い17、18番で連続ボギーをたたいてしまった。

 ホールアウト後はその足で練習場に向かい、スイングや向きの確認を入念に行ってから会見場に現れた。「やっぱり鬼門の17、18番でしっかりやられているなという上がり方だった。17、18番の難しさにただただやっちゃったなという感じでした」と苦々しい表情を浮かべた。

 一方で「上がりがすごく悔しいですけど、結果的に3アンダーで回れたのは初日としては良かった。今日はドライバーが結構、安定して飛んでいた。チャンスにつく回数が多く、これだけバーディーが取れた。だいぶ、かみあってきた」と手応えも口にした。

 残りラウンドに向けて「いつも言っているように、2日目が私的には一番鬼門なので、しっかり耐えるところは耐えて、伸ばせるところは伸ばすというゴルフができるように、目の前のことにしっかり集中してできるように頑張りたい」と気持ちを引き締めた。

 メジャー初優勝を狙う上田桃子が5バーディー、ノーボギーの5アンダー66をマークし、単独首位発進を決めた。1打差の2位にともにツアー初勝利を目指す鶴岡果恋と高橋彩華が並ぶ。さらに1打差の4位に渋野と大会連覇が懸かる原英莉花、勝みなみ、植竹希望、西郷真央ら9人が並ぶ大混戦となっている。

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