西村優菜“牛タンパワー”で2週連続V「逃げ切りの難しさを感じた」

優勝杯を手に笑顔の西村優菜
最終日、18番、優勝パットを沈め、笑顔の西村優菜
最終日、15番でバーディーパットを沈め、笑顔を見せる西村優菜(右)
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 「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン・最終日」(26日、利府GC=パー72)

 2000年度に生まれたミレニアム世代の西村優菜(21)=スターツ=が2位と5打差の単独首位で出て、4バーディー、2ボギーの70で回り、大会新記録の通算15アンダーで2週連続、ツアー通算4勝目を挙げた。過去3勝は全て逆転だったが、初めて逃げ切りで制した。

 地元局の優勝インタビューでは「今日一日は苦しいラウンドでしたが、こうして2週連続優勝ができてすごくうれしいです」と笑顔を見せた。自身初の逃げ切りでの勝利に「いつもより緊張があった。自分のプレーになかなか集中できない部分もあって前半は苦しかったけど、後半は特に自分のプレーに集中してラウンドしました。逃げ切りの難しさも感じました」と振り返った。

 宮城県入りしては連日、大好物の牛タン店に足を運び、エネルギーを充電した。今回の完全優勝について「牛タンパワーもありましたか?」と問われると「はい、ありました」と即答した。

 6試合ぶり有観客開催だったが「私自身初めてギャラリーの皆さんの前で勝つことができましたので、すごくうれしいです。皆さんの声援が力になりました。本当にありがとうございました」とファンの後押しに感謝した。

 3週連続優勝が懸かる次週はメジャー大会の日本女子オープンに臨む。「今週も見つかった課題はたくさんある。一つ一つクリアして、またどんどん成長できるように頑張りたいです」とさらなる飛躍を誓っていた。

 3打差の12アンダー2位に浅井咲希、9アンダーの3位に原英莉花、古江彩佳、野沢真央が入った。大里桃子と前回19年大会覇者の柏原明日架が8アンダーの6位、渋野日向子は6アンダーで鈴木愛、堀琴音、安田祐香らとともに8位だった。

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