女子プロゴルファーの宮里藍さん（３５）が２４日、所属するサントリー主催のジュニアレッスン会を兵庫県神戸市の六甲国際ＧＣで開催し、同県の女子中高生を熱心に指導した。

　練習場や、同コースの１７、１８番でのラウンドレッスンを行った宮里さんは「多くのイベントがなくなる中、ジュニアに何かできないか」と開催理由を説明。コロナ禍で直接触れ合える貴重な機会として「とても楽しかった」と振り返った。

　また全米女子オープンで最後まで優勝を争い、４位となった渋野日向子（２２）には「今年、調子が上がらなかった中で、あそこまで来た対応力はすごい。（最終日の）順延がなかったら優勝していたんじゃないか」と、今後の米ツアーでの活躍に太鼓判を押した。

　ジュニアには「これを機会に何か参考になれば」とエール。「今年は早く終わってほしい。新たな年でいろんなことを頑張りたい」と、ゴルフ界への貢献を改めて誓っていた。