古江彩佳 五輪出場に意欲、来夏延期で「チャンス増えた」

 マンション開発の和田興産株式会社とこのほどスポンサー契約を結んだ女子ゴルフの古江彩佳(20)=フリー=が23日、同社関係者らと神戸市中央区の神戸新聞社・デイリースポーツを表敬訪問した。先週のデサントレディース東海クラシックでプロ転向後初優勝。世界ランキングが日本人4番手に上がり、「モチベーションも上がるので頑張りたい」と、東京五輪出場への意欲を語った。

 東浩子との激戦をプレーオフの末に制した優勝で、新たな目標ができた。世界ランキングが8位の畑岡奈紗、14位の渋野日向子、15位の鈴木愛に次ぐ、日本人4番手の49位に上昇。男女各60人が出場し、各国・地域ともランク上位2人、15位以内は最大4人まで出場できる東京五輪を現実的に捉えられる位置にきた。

 「これまではそこまで意識していなかったけど、(五輪が)延期になったのでチャンスが増えた。(代表に)届けば自信になると思う」。コロナ禍で東京五輪が1年延期となり、代表争いも来年6月まで続くことになった。現時点で日本勢上位3人とのポイント差は大きいが、五輪出場を今後の励みとするつもりだ。

 10月1日に開幕するメジャー大会、日本女子オープン選手権では、2大会連続優勝の期待がかかる。「まず予選を通りたい」。しっかりと足元を見つめつつ、力強く歩を進めていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス