松山英樹 伸ばせず15位締め「なんの評価もない」

 「米男子ゴルフ・ツアー選手権・最終日」(7日、イーストレークGC=パー70)

 12位から出た松山英樹(28)=LEXUS=は4バーディー、4ボギーの70と伸ばせず通算7アンダー15位に終わった。36歳のダスティン・ジョンソン(米国)が68で21アンダーとして優勝。初のシーズン王者に輝き、ボーナス1500万ドル(約15億9千万円)を獲得した。通算23勝目。前週までの結果に応じたスコアでスタートした今大会の順位は、そのままシーズン総合順位となる。ツアーは10日に新シーズンの初戦が開幕する。

 最終戦を15位で終えた松山は「ずっと同じようなゴルフ。なんの評価もない」ともどかしい現状を評した。

 このところ頻繁に替えるドライバーは最終日も新しいものを使ったが、フェアウエーに置けたのは4度だけ。パターも新しいものを試したり戻したりと、悩んでいる様子が見て取れる。

 米国での7シーズン目は昨秋、日本開催のZOZOチャンピオンシップでの2位が最高で3季連続勝利なし。平均ストロークは69・766で14位と、ツアーでも上位の実力は間違いない。一方でフェアウエーキープ率は149位、パットの貢献度を示す数値は170位と課題は明白だ。

 「いいショットは出始めているし、少しずついいパットができている。早く優勝争い、優勝できるようにしたい」。17日からメジャーの全米オープン選手権が控える異例の日程で、息をつく暇はない。

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