女子プロゴルフが第2戦も中止 渋野日向子ら…五輪代表レースに影響も

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)などは2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国内女子ツアー第2戦として高知県で13~15日に開催予定だった明治安田生命レディースの中止を決めた。5日から沖縄県で予定されていた開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースに続き、2試合連続の中止。2試合連続の中止は東日本大震災が発生した2011年以来、9年ぶりとなる。

 LPGAは大会スポンサーの横浜ゴム、明治安田生命と連名で中止を発表。政府からの大規模イベント自粛要請、小中高校の休校要請を受け、「国家的な課題として取り組む政府の姿勢を重く受け止め、再度慎重に検討を重ねた結果、我々にできる最大限の協力として開催を中止することにいたしました」と説明した。

 6月末の世界ランキングで決まる東京五輪代表に向け、現在、同5位の畑岡奈紗に次ぐ日本人2番手の同11位に付ける渋野日向子(21)=サントリー=は2月に出場を予定していた米女子ツアー2試合を含め、4試合連続でポイント加算の機会を失った。同15位で昨年大会覇者の鈴木愛(25)=セールスフォース、同下=にとっても同様だ。

 現時点では、第3戦のTポイント×ENEOSゴルフトーナメント(20~22日、鹿児島県)、第4戦のアクサ・レディース(27~29日、宮崎県)の開催も不透明な状況だ。中止が長引くようなら五輪代表レースへの影響もさらに大きくなる。

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