木下稜介8位浮上も後半オーバーパーで反省 松山と「同じ舞台に」今季目標は賞金王

 「男子ゴルフ・SMBCシンガポール・オープン・第3日」(18日、セントーサGC=パー71)

 第2ラウンド途中から再開され、第3ラウンドを16位でスタートした木下稜介(28)=ハートランド=が6バーディー、2ボギーの67で回り通算7アンダー、8位に浮上した。堀川未来夢、大槻智春、星野陸也は6アンダーの10位。62をマークしたリオ五輪銅メダルのマット・クーチャー(米国)が通算17アンダーで首位に立った。

 うだるような蒸し暑さの第3Rで、木下は1番で2メートルにつけた好機を生かす。5番では奥のカラーからパターで7メートルを沈め、ここから3連続バーディー。「難しいと思っていた前半を5アンダーで回れたのは自信になる」と満足げだった。

 ただ、折り返してからはグリーンを捉えきれなくなって失速し「伸ばしやすい後半でオーバーパーは残念」。順位を8位に押し上げたが、反省も残った。

 松山英樹、石川遼と学年では同じ28歳。奈良県出身だが、香川西高(現四国学院大香川西高)に進み、高知・明徳義塾高の松山とは同じ四国で面識があったという。「あそこまでになるとは。今は天と地の差だが、いずれは同じ舞台で戦えれば」。今季の目標は初勝利だけでなく、賞金王と大きい。

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