今平周吾が首位キープ 最終日の呪い打破へ気合!

 「男子ゴルフ・ダンロップ・フェニックス・第3日」(23日、フェニックスCC=パー71)

 賞金ランキング1位ながら今季1勝にとどまり、2位が5回と勝ち切れない今平周吾(27)=フリー=が7バーディー、2ボギーの66で回り、通算10アンダーで首位を守った。2打差2位の黄重坤(韓国)は3週前に逆転負けした相手。最終日最終組で因縁の再戦となる。松山英樹は4つ伸ばして通算5アンダー、8位に浮上して5打差を追う。

 今平が最終日の呪いと闘う。今月にマイナビABC、平和PGMと2週続けて土壇場で逆転されて2位。ファンの間で「安定感はあるが、勝負強さが…」とささやかれつつある。本人もそれを十分承知しており「最終日はあまりいいゴルフができていない。ここでいいきっかけをつくりたい」と、今度こその決意をみなぎらせる。

 マイナビの週から、優勝ジャケットを着る姿をイメージして最終日のプレーに臨んでいるという。くしくもそのマイナビで逆転を許した黄重坤が、またも今週の相手だ。肉好きの今平は、優勝副賞が宮崎牛1頭分と聞き「どれくらいの量なんですかね」と興味津々。最終Rは優勝ジャケットを着て、宮崎牛を食べる姿を思い浮かべながらスタートするかもしれない。

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