柏原明日架6打差逆転で2勝目「1カ月でまた勝てた」パー3のトラウマ払拭
「女子ゴルフ・マスターズGCレディース・最終日」(27日、マスターズGC=パー72)
首位と6打差の4位で出た柏原明日架(23)=富士通=が6バーディー、ノーボギーの66で回り、通算14アンダーで今季2勝目を挙げた。2年ぶり復活優勝を目指したイ・ボミ(韓国)は68と伸ばしたが1打及ばず2位。渋野日向子は72と伸ばせず6アンダー12位に終わった。最終プロテスト(11月5~8日、岡山・JFE瀬戸内海GC)を控える安田祐香(大手前大1年)は2アンダー26位でベストアマチュアに輝いた。
涙に暮れた初優勝から28日。この日は貫禄すら感じる笑みを浮かべ、柏原が誇らしげに2個目の優勝カップを掲げた。
「初優勝は6年かかったのに、1カ月でまた勝てた。3、4、5勝と続けていきたい」
優勝スピーチも堂々としたものだった。
首位と6打差を追って攻めに攻めた。4つ伸ばして迎えた15番パー5で「初めてボードを見て、1打差になっていたので気持ちに余裕が出た」。ここで2オンに成功してバーディーを奪って追いつくと、17番パー3で2メートルにつけて抜け出した。「(この大会は)毎年、17番で苦しんでいた。でも(初優勝した)ミヤギテレビ杯で、パー3は自信を持ってトライすれば結果がついてくると分かったので」。長年苦しめられてきた“パー3のトラウマ”は、すでに過去の遺物となっていた。
周囲も自身も2勝目を期待する思いが強く「苦しい時間が続いていたので、1カ月ですんで良かった」。遅咲きの大器に飛躍の予感が漂う。




