渋野、大まくりV再び スコア伸ばせず首位と8打差も“吉兆”

 「女子ゴルフ・マスターズGCレディース・第3日」(26日、マスターズGC=パー72)

 第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は通算6アンダーの9位とした。第2Rは残り3ホールを1バーディーで回り、第3Rは4バーディー、3ボギーの71。最終日に8打差逆転でツアー4勝目を狙う。64をマークしたテレサ・ルー(台湾)が通算14アンダーで首位。3打差の11アンダー2位に稲見萌寧、9アンダー3位にイ・ボミ(韓国)がつけた。

 少しとがらせた口から、もどかしい思いを吐きだした。「今日は伸ばしたかったのに…悔しい」。渋野は首位と4打差6位で出た第3Rで1つしか伸ばせず、8打差9位に後退。この日も課題のグリーン周りで苦しんだ。

 グリーンを外した2、10、17番でボギーをたたき「アプローチで全部落とした。もったいない」とため息。15番パー5でも2打でグリーン右手前ラフまで運びながら3打目を大きくオーバーしてパー。「手前よりいいかと思ったが、予想以上に大きかった」と顔をしかめた。

 ただ首位と8打差で最終日を迎えるのは、64をマークして大逆転優勝を果たした先月のデサントレディース東海クラシックと同じ。報道陣から「吉兆」と振られると「まあ、頑張らないと」と笑い、「(通算スコアを)2桁には持っていきたい。あとは結果がどうなるか」。衝撃の“大まくりV”再現へ-。まずは賞金女王を争う申ジエ(韓国)より上位でのフィニッシュを狙う。

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