稲見萌寧、初Vへ1打差逆転だ 19歳女子大生プロ大健闘3位浮上

 「女子ゴルフ・パナソニック・レディース・第2日」(4日、浜野GC=パー72)

 昨年プロテスト合格の19歳、日本ウェルネススポーツ大在学中の女子大生プロ・稲見萌寧(もね)=都築電気=が2バーディー、ノーボギーの70で回り通算8アンダーに伸ばし、首位と1打差3位で最終日を迎える。東京・池袋育ちの“練習の虫”が逆転でプロ初優勝を目指す。9アンダー首位は鈴木愛とイ・ミニョン(韓国)。稲見と並ぶ3位に永井花奈、大城さつき、黄アルム(韓国)が続く。

 プロになってまだ10カ月の稲見が、自身2度目のV争いに臨む。

 3月のTポイントレディースでは首位と2打差5位で最終日を迎えたが2バーディー、3ボギーと落として9位に終わった。「明日は崩れないように意識するのではなく、どこまでも自分に勝つという気持ちで挑戦していきたい」と話し、「3月の自分とは違う自分を見せる」。同じ轍(てつ)を踏むつもりはない。

 この日のゴルフに、すでに“進化”が見えた。「前半ショットがよくなかったけど、アプローチや中途半端な距離のパーパットも決めて耐えられた。後半少しずつよくなって…バーディーを待つことができた」。15番までカード通りのパープレーの後、16番で待望のバーディー。最終18番も4メートルを沈め、首位と1打差に詰め寄った。

 今季QTランクは103位。今大会も主催者推薦での出場だ。「もらえたチャンスは必死に頑張るのみ。誰にも負けないぐらい練習してきた。優勝を目指します」。毎日10時間の練習量を支えに、逆転Vをつかみに行く。

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