勝みなみ 待望のプロ初Vへド派手にイーグルフィニッシュ!

 「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第3日」(17日、エリエールGC松山=パー72)

 夏場から調子を落としていた勝みなみ(20)=明治安田生命=が1イーグル、7バーディー、1ボギーの64と爆発。通算13アンダーまで伸ばし前日の17位から一気に首位を捉えた。待望のプロ初Vを狙う。同じく13アンダーで有村智恵、松田鈴英、アマチュアの18歳、上野菜々子(東海大大阪仰星高3年)が首位を並走。1打差5位に、優勝なら逆転賞金女王へ望みをつなげる申ジエ(韓国)ら4人が続いている。賞金女王争いをリードするアン・ソンジュ(韓国)は5アンダー35位。

 やっぱり何かを持っている。秋口以降V戦線からご無沙汰だった勝はこの日、2番で4メートルを決めたのを皮切りに13番まで7バーディー。16番でボギーを献上したものの、18番パー4で第2打を放り込む派手なイーグルフィニッシュだ。

 「いやもうビックリですよね。ピンまで残り99ヤードで50度ウエッジ。今日は100ヤード以内のショットが良かったから、自信はあったんですけど」。ピン右20センチに落ちたボールは、いったん奥に跳ねた後スピンバックしてカップに消えた。万歳してぴょんぴょんとジャンプ、歓声に右手を上げて「イェーイ!」と応えた。

 「今日は完璧だった。後半戦に入って苦しかったので、その分余計にうれしかった」。本格プロデビューの今季、前半20試合で2位2回、3位1回、予選落ち1回の大活躍。賞金ランク9位にいた。だが調整のため欠場したCATレディースを境に、8月下旬から前週までの12試合は予選落ち8回と大スランプ状態に陥っていた。10月の富士通レディース会場で男子プロの芹沢信雄から「球が曲がるのを怖がって体が回っていない」と指摘されたのが復調のきっかけに。ツアーでの自己ベストを更新する64で、プロで初めて首位で最終日を迎える。

 「飲まないとやってられないですよねー」と、ヤケ酒をにおわせた時期もあったが、今は「お酒はちょっとだけ。おいしいものを食べるのが一番のストレス発散」と笑顔。シーズン最後にひと花咲かせてくれるのか。

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