高3アマ上野菜々子、64で2位!5連続を含む8バーディー「優勝したい」

 「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第2日」(16日、エリエールGC松山=パー72)

 アマチュアの上野菜々子(18)=東海大大阪仰星高3年=が5連続を含む8バーディー、ノーボギーのゴルフで64をマーク、首位と1打差の通算11アンダー2位に急浮上した。今季たびたびツアーV戦線をにぎわした安田祐香らと同じ2000年生まれの18歳。史上7人目となるアマチュアVを目指す。初日首位の有村智恵(30)=日本HP=は12アンダーまで伸ばし、単独首位を守った。

 シード当落に色めき立つプロ選手たちを横目に、来年のプロテスト受験&合格を目指す高校3年生アマが怒濤(どとう)のバーディーラッシュを見せた。上野菜々子、18歳だ。

 インコース10番からスタートして、13番で1メートルのチャンスをものにすると17番まで5連続バーディー。「5連続は初めて」というが、さらにアウトでも2番で6メートル、3番1メートル、5番パー5では第2打をグリーン左エッジに運びパターで寄せて計8つのバーディーを決めた。「先々週、ホームコースの枚方国際でベストスコア3打更新の63が出たばかり。試合ではもちろん自己ベストです」

 勝みなみら黄金世代に対抗するかのように、国内外で活躍中の安田祐香(滝川二高3年)や吉田優利(麗澤高3年)、後藤未有(沖学園高3年)らミレニアム世代と呼ばれる期待多き学年だ。中2の時日本女子オープンに初出場、そこでプロへの気持ちを固めたという。「将来は賞金女王になって、米ツアーにも行きたいと思ってます。(今大会は)いい位置にいるので弱気にならず、優勝したいです」と堂々と言い切った。

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