松山屈辱35位 今季メジャーV争い絡めず「こんなところで回っていたくない」

 「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・最終日」(12日、ベルリーブCC=パー70)

 日本勢は松山英樹(26)=LEXUS=が66で通算4アンダー35位。小平智は59位、池田勇太は65位だった。

 松山は昨年に優勝を争ったケプカらがスタート前の練習をしているころ、18ホールのプレーを終えた。「こんなところで回っていたくない」と屈辱を感じたという。

 だが、最終ラウンドは11番パー4を5メートルに1オンさせてイーグルを奪い、6バーディー(2ボギー、1ダブルボギー)を決めて66をマーク。特にさえたのは、パッティングだ。5番で4メートルを沈め、12番も5メートルを決めた。「きっかけみたいなものはあるが、まだ何とも言えない」と詳しくは語らなかったが、表情は前日よりも柔らかくなった。

 今季はメジャー4戦とも本領を発揮できず優勝争いとは縁遠い位置に終始した。ポイントランクが上がっていないこともあり、次週のウィンダム選手権出場を決意。2週後からは年間王者を決めるプレーオフシリーズも始まる。「体は相当疲れているが、また試合でやってみて、徐々に良くなっていけば」。復調への試行錯誤は続く。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス