マークセンが2位に5打差つけ3連覇「優勝してうれしい」

 「男子ゴルフ・日本シニアオープン・最終日」(15日、ニドムクラッシックコース=パー71)

 プラヤド・マークセン(52)=タイ=が4バーディー、3ボギーの70で回り、通算5アンダーで逃げ切り、大会3連覇を達成した。今季3勝目でシニアツアー通算11勝目。通算イーブンパーの2位には、今大会がシニアデビュー戦だった谷口徹が入った。首位と3打差2位で出た川岸良兼は79とスコアを落とし、通算7オーバーの15位に終わった。

 マークセンが2位に5打差をつけて圧勝した。「最初に下見したときには難しいコースだと感じて不安だったが、優勝してうれしい」と笑顔。続けて「いま一番うれしいのは、今日息子(アイスさん、22歳)が出家をしたこと」と明かした。タイでは成人男子が一人前になる証しとして出家の儀式をするそうで、「この優勝を息子も誇りにしてくれると思う」と話した。

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