今平周吾“4度目の正直”狙うも3位 グリーンに苦闘…合計33パット
「男子ゴルフ・長嶋茂雄招待セガサミー杯・最終日」(8日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)
首位と2打差2位から逆転を狙った今平周吾(25)=レオパレスリゾートグアム=は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71と伸ばしきれず、通算7アンダー3位に終わった。4打差8位で出たブラッド・ケネディ(オーストラリア)が9バーディー、1ボギーの64をマークし、通算12アンダーで逆転優勝した。2013年関西オープン以来、5季ぶりの通算3勝目。
15年は2位、16、17年は3位。今年こそは-と臨んだ“4度目の正直”も3位。「もう上位は…。やっぱり優勝したかったです」。好相性の大会とはいえ、勝たなくては意味がない。今平は悔しさにまみれ、唇をかんだ。
グリーン上で苦しんだ。2、7番で3パットのボギー。乾いたグリーンは速くなっていたのに、前日までの重いイメージがどうしても頭から離れず、「(パットの)タッチが一日ずっと合わなかった。対応できなかった」と首を振った。
17番ではまさかの4パットを喫した。パーオン率83・33%(4位)と好機の山を築きながら、グリーン上は合計33パットに膨れ上がり、平均パット2・0は65選手中、51位。「ショットとうまくかみ合ってくれなかった」と嘆き節だった。
次戦までは1カ月以上、期間が空く。今平は「練習ですね。また一から頑張ります」。力不足を受け止め、出直しを誓っていた。