秋吉翔太が初優勝「自分が一番びっくり」1週間で“メジャー切符”2枚ゲットの快挙

 「男子ゴルフ・ミズノ・オープン・最終日」(27日、ザ・ロイヤルGC=パー72)

 3打差6位で出た秋吉翔太(27)=ホームテック=が5バーディー、3ボギーの70で回り通算1アンダーでツアー初優勝を飾った。1打差2位に入った川村昌弘、小林正則、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)の上位4人が全英オープン(7月19~22日、英カーヌスティGL)の出場権を得た。

 秋吉が初優勝とともに、全英オープン出場権を手にした。21日の最終予選会をトップで通過した全米オープンに続き、この1週間で海外メジャー切符を2枚も手中にする快挙となった。「何と言っていいか分からない。自分が一番びっくり」。昨季途中まで鳴かず飛ばずだったプロ10年目は破顔した。

 勝機をたぐり寄せたのはツアー史上最長、705ヤードの16番パー5だ。9番アイアンで放った残り171ヤードの3打目がピン横にピタリ。「10ヤード手前でもいいと思って打ったのに」と、これまた「びっくり」と振り返る会心の一撃となった。

 鹿児島・樟南高時の2008年国体の少年男子で松山英樹を抑えて優勝した大器。プロ転向後はパットに苦しんだが、同じ九州出身の山本己沙雄プロの「開いて閉じるように打つ」という指導で開眼。昨季にようやくシード確保に成功した。

 「松山に勝ちたい。全英でも十分に戦えると思う」。大きな自信を胸に、初メジャーに臨む。

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