鈴木愛、相性バッチリ!首位発進 左膝痛抱えるも「負けるのがイヤ」

 「女子ゴルフ・ほけんの窓口レディース・第1日」(11日、福岡CC=パー72)

 17年の大会覇者で賞金女王の鈴木愛(24)=セールスフォース=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、単独首位に立った。1打差の2位に松田鈴英(れい、20)=ニトリ、上田桃子(31)=かんぽ生命、前週優勝の申ジエ(韓国)ら5人が続いた。首痛のため昨年9月以来のツアー復帰戦となった大山志保(40)=大和ハウス工業=が71で回って17位につけた。

 鈴木が左膝にテーピングを施しながら、2度のチップインも見せてトップに立った。「勝ちきれない自分に腹が立つ。負けるのがイヤ。とにかく勝ちたい」と言い切った。

 福岡CC和白Cとは相性がよく、アマチュア時代に予選競技を1位通過した。14年に下部ツアーでプロ初Vを果たし、17年大会は優勝。徳島県出身の24歳は「四国育ちでアップダウンのあるコースが大好き。ここにくるとたくさんバーディーが取れる気がする。いいイメージしかない」という。

 毎年5~7月の梅雨時期に痛くなる左膝。18年は4月中旬からあやしくなり、今週もすでに痛みはある。「いい状態ではない。ちょっと悪くなりそうな気がする」。悪化を食い止めるためのテーピングを施し、練習量も少し減らして臨んでいる。

 前週のワールド・サロンパス杯は1打差の2位。悔しさを晴らして今季3勝目を奪いにいく。

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