小平、米ツアー制し1億2900万円ゲット V賞金日本とはケタ違い

 「米男子ゴルフ・RBCヘリテージ・最終日」(15日、ハーバータウン・リンクス=パー71)

 小平智(28)=Admiral=が6打差12位からの大逆転劇で、米ツアー初優勝を果たした。7バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算12アンダーで並んだ金シウ(韓国)とのプレーオフを制した。米ツアー優勝は日本勢5人目で、出場15試合目での制覇は松山英樹の26試合目を抜く最速記録。賞金120万6千ドル(約1億2900万円)を手にするとともに、念願の米ツアー出場資格も2019~20年シーズンまで獲得した。

 小平が優勝した今大会は、1969年の第1回をアーノルド・パーマーが制し、歴代覇者にはジャック・ニクラウスやトム・ワトソンらそうそうたる面々が名を連ねる。第50回の覇者となった小平は「歴代王者を見てもすごい選手ばかり。自分の名前を残せたことはすごくうれしい」と喜びを口にした。

 賞金も日本とは桁違い。約1億2900万円の優勝賞金を手にし、28位だった前週のマスターズと合わせると、2週だけで128万ドルあまり(約1億3720万円)を稼いだ。これは昨季の日本ツアー賞金ランキング3位を上回る額だ。

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