松山、不満19位 左手の痛みに耐え意地の69「よく頑張った」

 「米男子ゴルフ・マスターズ・最終日」(8日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 21位で出た松山英樹(26)=LEXUS=は4バーディー、1ボギーの69と伸ばし通算3アンダーの19位。左手痛を抱えながら戦い抜いた自身を「よく頑張った」とねぎらいつつ、順位や内容への不満も隠さなかった。同じく21位で出た小平智(28)=Admiral=は4バーディー、4ボギーの72で通算イーブンパー。初出場ながら28位と健闘した。地元オーガスタ大出身のパトリック・リード(27)=米国=が71の通算15アンダーで逃げ切り、メジャー初優勝を果たした。

 理想と現実のはざまで耐えた4日間だった。「練習日の時点では4日間できると想像していなかった」と予選落ちすら覚悟して臨んだ今大会で、最終日に69をマークし意地を見せた松山。「よく頑張ったなって感じ。全てが悪い状況でよく4日間できた」と、不調ながらにこらえた自身を認めた。

 それでも、取材中もなお湧き上がる歓声に「最終組が9番くらいを回っている時点でインタビューを受けているようじゃ、到底納得はできないですよね」。優勝争いに加われなかった自らへの不満も吐露した。

 キレは徐々に戻ってきた。2、3番はショットが光り連続バーディー。5、8番でもバーディーを奪い、一時はリーダーボードに名前も出た。しかし後半はチャンスを一つもものにできず、4日間のバーディー数は全体43位の12にとどまった。松山は自らのプレーを「小手先ゴルフ」と振り返り、「しっかりとしたモノを作らないとここでは勝てない」。初制覇へ課題を痛感したようだ。

 心配される左手の状態については「2、3週間休めば大丈夫だと思うけど、どうすれば痛みが出ないのかまだ分からない」と治療方針を模索してる段階。「練習がしっかりできるようになれば調子も上向いていくと思う」。心技体がそろう重要性を痛感したからこそ、未来の自分へ言い聞かせるように話した。

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