ミケルソン通算43度目のV「年齢感じない」最年長47歳が若手に“待った”

 「米男子ゴルフ・メキシコ選手権・最終R」(4日、チャプルテぺックGC=パー71)

 66で回ったフィル・ミケルソンが通算16アンダーで並んだジャスティン・トーマス(ともに米国)とのプレーオフを制して2013年全英オープン選手権以来となるツアー通算43勝目を挙げた。優勝賞金は170万ドル(約1億8千万円)。47歳での世界選手権シリーズ制覇は史上最年長となる。69と伸ばした池田勇太(32)=フリー=は通算イーブンパーで46位、70だった小平智(28)=Admiral=は4オーバーの54位。宮里優作(37)=フリー=も70で回り9オーバーの60位だった。

 台頭する若手に待ったをかけた。2週連続Vを狙ったJ・トーマスの年齢はおよそ半分の24歳。そんな後輩をプレーオフで退けたミケルソンは「年齢は感じない。体調は良いし、ゴルフは今までで一番と感じる部分もある」と厚い胸を張った。

 13年の全英オープン選手権でメジャー5勝目を挙げたが、その後は「自分のスイングを立て直すのに必死だった。本当に苦しい時間だった」と振り返る。今大会の平均飛距離はJ・トーマスをしのぐ302・4ヤードと完全復調。久しぶりにトロフィーを掲げた47歳は「この優勝が最後じゃない」と意気盛んだった。

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