【松山・一問一答】猛追及ばず2位「いい精神状態でまわれた」

 ホールアウト後の記者会見で笑顔を見せる松山(撮影・小林信行)
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 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・最終日」(18日、エリンヒルズGC=パー72)

 海外メジャー初優勝を目指した世界ランキング4位の松山英樹(25)=LEXUS=は8バーディー、2ボギーの66とスコアを伸ばして通算12アンダーと猛追したが、優勝したブルックス・ケプカ(米国)と4打差で、メジャー大会では自己最高となる2位となった。

 松山がホールアウトした時点で後続のケプカとは1打差だったが、スコア提出と同時にケプカが14番ホールでバーディーを奪い、その後の15、16番も取ったためリードを広げられた。

 松山はケプカが18番ホールをパーとして通算16アンダーで引き上げてくると、スコア提出所の前で祝福の握手をかわし、インタビュー・マイクの前ではさばさばとした表情で質問に答えた。

 -ナイスプレー。

 「ありがとうございます」

 -初日82位から最終日に優勝争い。

 「なかなか初日出遅れて、ここまで戻せることはなかったので良かったなと思う」

 -要因は。

 「ショットが2日目に良くなって、昨日(3日目)は悪かったが、今日も良かったし、いいショットが打てるようになった。それが4日間続けられないと、トップの人には追いつけない感じはある」

 -4日間通じて飛距離は出ていた。最終日は同組のJ・B・ホームズを越えた。

 「飛んでましたね、うれしいです。ラン(着地点からの転がり)も出ていたのは良かった」

 -メジャー大会での優勝争いで得たものは。

 「今週はそんなにキレることはなく久々に良い感じで前向きにプレーができた。(ゴルフが)少しずつ良くなってきている実感があったので、いい精神状態で回れた。これだけ良くなって、今回2日間いいプレーができたので、あと2日いいプレーができるように、(試合のない)2週間でしっかり練習したい」

 -今週は確かに穏やかだった。

 「ゴルフになるとね(穏やかでないときがある)。ショットが安定していると落ち着いてプレーができる」

 -15番のボギー後、16、17、18番で好プレー。

 「風がフォローだったので全部(バーディーが)取れるかな。その時のトップが13アンダーだったのでチャンスはあるかなと思ったが、16アンダーまでいくとチャンスはないですよね(笑)」

 -次のメジャー、全英オープン(7月20日開幕)に向けて。

 「今週は最終日に風が吹いて、その中でいいプレーができたので、(3週間後の)アイリッシュオープンで風の中の対応や寒さ対策もできたら、全英でもいいプレーができるかなと思う」

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