宮里優作は60位、最終日79と崩れ「自分のスイングができなかった」

最終ラウンド、8番でパットを放つ宮里優作=エリンヒルズ(共同)
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 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・最終日」(18日、エリンヒルズGC=パー72)

 宮里優作(36)=フリー=は7ボギー、バーディーなしの79とスコアを落とし、通算9オーバーで60位となった。

 通算2オーバー51位から出て5番まではパーを連ねたが、6、8番をボギーとし、後半は10、11番で連続ボギー。13~15番で3連続ボギーと苦しんだ。

 宮里はホールアウト後、さすがに曇りがちな表情で、「タフなコースだったが、こういうコースで4日間自分のゴルフをすることが大事だなと思った」と語った。

 大会を通じて最も強い風が吹いた中でのプレーとなったが、「セカンドの距離が残ることは覚悟していたが、アプローチとパットが今日もなかなか決まらなくて、パーセーブができなくて流れを悪くしてしまった。ティーショットはけっこう飛んでいて(ピンを)狙えたが、アイアンのコントロールが利かなくて自分のスイングができなかった」と振り返った。

 4日間で印象に残ったプレーを問われたが、「悪いイメージしか残らなかったので、1回冷静になって自分のいいところをもう1回練習したいと思う」と答えた。19日には37歳の誕生日を迎え、7月には全英オープンも控えている。宮里は、「約1カ月後だが、それに向けて体調を整えていいゴルフができるように準備したい」と締めた。

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