男子ツアーが3年ぶりV 小平智が最優秀選手「いい締めくくりになった」

 「ゴルフ・日立3ツアーズ選手権」(11日、グリッサンドGC=パー37)

 国内プロゴルフの男子、女子、シニア各ツアーの賞金ランキング上位選手らによる6人制の団体対抗戦は、男子が13・5ポイントを獲得、3年ぶり6度目の優勝を果たした。賞金は3000万円。小平智(27)=Admiral=が最優秀選手に選ばれた。シニアが7・5ポイントで2位、3連覇を狙った女子は6ポイントで3位だった。

 最終18番。ペアを組む片山がパーパットを外し、小平のボギーパットですべての競技が終了。男子の日本ツアー機構(JGTO)チームが勝利した。この日の小平は、前後半とも片山とのコンビ。それぞれが自分のボールでプレー。良い方のスコアを採用するベストボール方式の前半では6番538ヤードのパー5で第1打を右のラフに打ち、3番ウッドでの2打目でピン6メートルに2オン。これを沈めてイーグル奪取。前半で2ポイント、後半で3ポイント奪取。この活躍が最優秀選手につながった。「MVP賞はたまたまもらった賞。それよりもみんなで優勝できたことが一番うれしいです」と小平は話した。

 実は男子チームは大会前日に異例の動きを見せた。青木会長が選手、関係者を集めて食事会を開いたのだ。その席で「やるからには勝ちにいこうや」と青木会長から檄(げき)が飛んだ。「優勝して俺を胴上げしてくれよって」(片岡大育)というお願いもあったという。選手一丸となっての勝利を収め小平は「いい締めくくりになったんじゃないかと思います」と振り返った。

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