松山、悲願の西日本シニア選手権初Vへ首位発進

 「デイリー主催・西日本シニアアマチュアゴルフ選手権・第1日」(10日、土佐CC=パー72)

 第6回シニア選手権は、2オーバーの74で回った松山慶三(61)=高知=が単独首位でスタートした。

 松山は、苦しみながらもスコアをまとめた。ホールアウト後は「良くなかった。ノラリクラリというラウンドでした」と苦笑い。しかし、2オーバーの74で単独首位に立った。

 前半は、3番で第2打をバンカーに入れるミスでボギー。後半に入っても、10番で3パットのボギー。リズムに乗れなかった。15番パー5で第3打を1・5メートルにつけて、待望のバーディー奪取。続く16番でボギーをたたいたのは痛かったが、大崩れせずに耐えた。

 29歳から始めてゴルフ歴は32年。「今大会はレギュラー時代から出ています。2位は何度かありますが、タイトルは取れていない。プレーオフで敗れたこともある」と、あと一歩及ばなかった。それだけに今回は、何としても勝利をつかみたい。

 「ショットがこの調子なら、最終日は難しいですね。しっかり調整したい」。勝負の18ホール。全力でタイトル獲りに挑む。

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