Vなくても…鈴木愛、執念で最終Hバーディー 賞金ランク日本人トップ争い白熱

 「女子ゴルフ・マスターズGCレディース・最終日」(23日、マスターズGC=パー72)

 鈴木愛(23)=セールスフォース=が最終18番で執念のバーディー奪取し、笠りつ子(28)=京セラ=と並ぶ通算16アンダーの2位で終えた。笠が欠場する次戦で優勝と賞金ランク逆転を狙う。前日まで4打差4位だった韓国の全美貞(ジョン・ミジョン)が7バーディー、ノーボギーのベストスコア65で回り、通算17アンダーで逆転優勝した。

 鈴木は首位と2打差、2位の笠と1打差で最終18番パー4を迎え、第2打がカップインせずV逸は決まっていた。だが、鈴木には優勝以外にも目指すものがある。「シーズン獲得賞金1億2000万円突破と賞金ランク日本人トップ」。だからライバルは賞金ランクで4位の鈴木の上にいる笠(今大会で3位から2位に浮上)。なんとしてでも9メートルのバーディーパットを決めたかった。

 「これを入れないと、笠さんとの差がさらに開いちゃう。絶対に入れてやろう。そう思ってました」と振り返った鈴木は「残り5試合で絶対に勝ちたいと思います。笠さんは来週お休み?はい、知ってます。ウフフ」と、次戦・三菱電機レディス(28~30日、埼玉・武蔵丘GC)のV賞金(1440万円)でのランキング逆転を狙っている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス