穴井悲願Vへ自己最少「66」2位発進!決め手はドライバーショット
「女子ゴルフ・ゴルフ5レディース・第1日」(2日、ゴルフ5カントリー美唄=パー72)
今季賞金ランク41位と低迷している穴井詩(あない・らら、28)=GOLF5=が6バーディー、ノーボギーの66で回り、首位と1打差の2位につけた。ドライバーショットが復調し、所属先が主催する今大会で悲願のツアー初優勝を目指す。今季2勝の申ジエ(韓国)が7アンダーで首位に立った。
「ドライバーショットがさえてました。飛距離も出て、“いい子”でした」と穴井。今季は6月に3週連続のベスト10フィニッシュもあったが、賞金ランクは現在41位。獲得賞金1765万円余りで、まだ来季のシード権確保には至っていない。
成績の波は、ドライバーショットの好不調によるところが大だというが、平均270ヤードの飛距離を誇る飛ばし屋だけに、フェアウエーから第2打を打てさえすればしめたもの。11番までに6バーディーを量産。バーディーパットは最長で3メートルとショットの精度も光り、今季自己最少の66をマークした。
もともと食が細く、毎年夏やせしてしまうタイプ。「開幕時より2キロ減ってる。あと4キロは増やしたい。毎日懸命に食べてます。私は食べることも仕事だと思ってるので。1人前だけですけど」。少しほっそりして見える体にムチを入れ、ホステス大会で凱歌を上げる。





