日本ジュニア選手権 新垣、蛭田が首位
「ゴルフ日本ジュニア選手権・第1日」(19日、霞ケ関CC=パー73)
女子の15~17歳の部で、新垣比菜(沖縄・興南高2年)が7バーディー、2ボギーの68で回り、蛭田みな美(福島・学法石川高3年)と並んで首位タイの好スタートを切った。
女子ツアーでアマ史上初の3戦連続トップ10入りという絶好調の真っただ中。戦績通りの首位発進に、新垣は「うれしい。ショットはまあまあだけど、パットが入ってくれたのが60台が出た理由」と納得の表情を浮かべた。
2、3番で連続バーディーを奪いながら、4番では3パットでボギーをたたいた。ただ、プロ相手のツアーでもまれ、ピンを攻め抜く技術はジュニア界では出色。すぐさま5番で3・5メートルを沈めると、7番では15ヤードのアプローチがカップイン。7つのバーディーを堂々と積み上げた
高校野球で夏の甲子園に出場した興南高は準々決勝で敗退した。級友のプレーに「心を震わされた」と言い、新垣は「感動した。負けちゃったので、自分が頑張って優勝を目指したい」。球児に負けぬ熱闘で赤丸急上昇の新ヒロインが頂点を狙う。