孔明、パット外し怒りの5位浮上
「ダンロップ・フェニックス・第3日」(22日、フェニックスCC=パー71)
8位から出た賞金ランクトップの小田孔明(36)=フリー=が7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算8アンダーで首位と6打差の5位に浮上した。
後半10番で「お先に」と打ったボギーパットを外しダブルボギー。「あれで火が付いた。ブチッてきた。音がした。ブチーッって、2~3本切れた」。怒りのパワーを発揮し、11番で7メートルを沈めバーディーを奪った。
さらに15番ではスコアボードを見ると、賞金王を争う藤田寛之(45)=葛城GC=が4アンダーと表示されているのが目に入った。「2オーバーくらいだったのに…。(自分と)並んでいる」と尻に火。目の色を変え15番から4連続バーディーを奪い突き放した。