南アフリカ監督が見せたユーモアと自信「ジャパンコーチの一部なんじゃ…」

 時折、笑顔を見せながら日本チームについて語るヨハン・エラスムス監督(左)とテンダイ・ムタワリラ=都内
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 ラグビーW杯で日本と準々決勝で対戦する南アフリカ代表が14日、会見を行った。出席したエラスムス監督に日本のメディアからの質問にユーモアで切り返しつつ、さらに自分たちの“強み”とする部分に自信をみなぎらせた。

 「もしも自分たちが南アフリカと対戦するとしたら、どう崩したいか」。この質問に、エラスムス監督は笑いながら質問者に対して、「ジャパンコーチの一部なんじゃないか?」と切り返して、場内の笑いを誘った。

 南アフリカはもともとフィジカル(体格、筋力などの面)では世界一と言われる屈強な選手がそろっている。質問にはユーモアを交えて切り返した指揮官は、その上でもう一つ問われていた、守備の面の強みについて誠実に語った。

 「ディフェンスはすごくフォーカスしてきた部分ではあります。われわれは去年からディフェンスを基盤にキッキングアタックの戦術に関しても、少しずつプランを立ててきました。アタックに関しても、自分では満足できるぐらいの得点をとっていますが、ディフェンスにフォーカスしたチームはすごく自分たちにとって強みだと思うのでそういう部分を生かしていきたい」

 さすがに南アフリカ攻略法は出てこなかったが、自チームへの自信が口ぶりからもうかがえた。

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