優勝候補の激突!ウェールズがオーストラリアとの激闘制す 首位通過に大きく前進

後半、ウェールズのリース・パッチェルがドロップゴールを決める=東京スタジアム(撮影・堀内翔)
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 「ラグビーW杯・1次リーグD組、ウェールズ29-25オーストラリア」(29日、味の素スタジアム)

 優勝候補の激突は、今年の欧州6カ国対抗で全勝優勝を飾ったウェールズ(世界ランク3位)が、前回大会準優勝のオーストラリア(同6位)との激闘を制した。ウェールズがW杯でオーストラリアに勝利したのは第1回大会以来。

 ウェールズは前半1分。キックオフのボールを素早い出足で奪い返すと、SOビガーが鮮やかにドロップゴールを決め、3点を先制した。

 電光石火の攻撃で主導権を握ると、さらに12分。ゴール前へのキックパスに反応したCTBパークスが相手に競り勝ってキャッチし、トライに結びつけ、10-0とした。

 さらには前半終了間際にビッグプレーが飛び出す。自陣でSHデービスが相手のパスをインターセプト。そのまま走りきってトライ。23-8とオーストラリアを大きく引き離して前半を終えた。

 後半開始早々にもPGで3点を追加したが、ここからオーストラリアの猛反撃にあう。前半は持ち前の堅守で相手の攻撃を封じ込んでいたが、オーストラリアに展開攻撃を許して、2トライを献上。最後は4点差まで迫られたものの、底力を見せてオーストラリアの猛攻をしのぎきった。

 宿敵・オーストラリアを倒して、首位通過での決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

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