ロシアのリオ五輪参加、危ぶむ声 ソチでも薬物不正、陸上界に続き

 ドーピング検査の関連機関が入るモスクワのビル(AP=共同)
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 2014年ソチ冬季五輪で、ロシアが組織的な薬物投与や検査の不正を行っていたとの証言が12日に報じられた。ドーピング検査所の所長だったグリゴリー・ロドチェンコフ氏が実態を米メディアに告白。世界反ドーピング機関(WADA)から「クロ」と認定された陸上界に続く深刻な疑惑で、開幕まで3カ月を切ったリオデジャネイロ五輪参加を危ぶむ声も上がっている。

 検査現場の元責任者の告発に、国際オリンピック委員会(IOC)は世界反ドーピング機関(WADA)と連携して実態解明に乗り出す方針だ。

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