正代が大関昇進!本名のまま活躍した力土ってどれくらいいるの?

大相撲の正代が秋場所で優勝し大関に昇進した。今後も本名でとり続けると表明した。本名力士はしこ名でも違和感ない“珍名”さんが多いようだ。これまで本名のまま番付を駆け上がっていった力士を挙げてみよう。

公開日:2020.10.20

正代(しょうだい)

正代のしこ名、昇進しても「変えるつもりはない」5人目の本名大関へ

 大相撲秋場所で初優勝し大関昇進を決めた関脇正代(28)=時津風=が28日、優勝一夜明けのリモート会見を都内の部屋で行った。大関となっても本名の「正代」のままで「変えるつもりはない」と断言した。

正代のしこ名、昇進しても「変えるつもりはない」5人目の本名大関へ

 正代は「珍しい名字だと思うし、今、このしこ名で皆さんの中にあるなら、この名前を変えたらといけないと思う。師匠からも(新十両昇進時に)『正代はいい名前だからそれでいこう』と言ってくださった。これからも正代でいけたらと思います」と言い切った。

正代のしこ名、昇進しても「変えるつもりはない」5人目の本名大関へ

 正代直也(しょうだい・なおや=本名同じ)1991年11月5日、熊本県宇土市出身。熊本農業高3年で国体少年個人優勝。東京農業大2年で学生横綱。時津風部屋に入門して14年春場所初土俵。15年秋場所新十両。16年初場所新入幕。17年初場所新関脇。20年秋場所で初優勝。得意は右四つ、寄り。184センチ、170キロ。時津風部屋。本名のまま大関になったのは輪島、北尾、出島、高安に続いて5人目。

高安(たかやす)

【相撲】本名大関「高安」のルーツは…先代師匠故鳴戸親方との逸話も

 大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の番付が26日に発表され、夏場所で大関昇進を果たした高安(27)=田子ノ浦=が本名のまま、大関に名を刻んだ。

【相撲】本名大関「高安」のルーツは…先代師匠故鳴戸親方との逸話も

 「高安」は大阪に由来があり、今も大阪府八尾市に地名を残す。栄二さんによれば「天智天皇の時代、山城として高安城が築かれた。公家の内部抗争に負けて関東の方まで流れたと、高安家では言われている。大阪には高安駅があるし、高安病院、高安犬という犬もいた」と、1300年以上前から続く武家の一族なのだ。

【相撲】本名大関「高安」のルーツは…先代師匠故鳴戸親方との逸話も

「高安でとこれからも思っている。素晴らしい名前と思っているので。大変由緒ある名前ですから傷つけないように精進したい。誇りを持ってこれからもできます」

高安、姓のルーツ「高安地区」を訪問「肌になじむ感じがした」

 高安晃(たかやす・あきら=本名同じ)1990年2月28日生まれ。茨城県土浦市出身。田子ノ浦部屋(入門時は鳴戸部屋)。2005年春場所初土俵。11年名古屋場所で新入幕。17年名古屋場所で大関昇進を果たした。得意は突き、押し。187センチ、176キロ。

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