どうした名門!日大アメフト悪質タックルにスポーツ庁長官も怒り

大学アメフトの名門・日大の選手による悪質な反則タックルが世間を騒がせている。選手生命どころか命さえ奪いかねない危険な反則に、被害者側の関学大だけでなく、多くの人が怒っている。

公開日:2018.5.13

 関東学生連盟は10日にDLの対外試合出場禁止と日大指導者の厳重注意処分を発表し、日大もHPに謝罪文を掲載。しかし関学大へ直接の謝罪や説明はないという。11日にはスタッフ間でDLを連れて謝罪に行きたい趣旨の電話があったが、「抗議文書に対する正式な回答を待ちたい」とこれを保留している。誠意ある回答がない場合はこれまで51回続いた定期戦は今後行わないとした。

悪質タックルに関学大「あってはならない」日大に抗議文送付、見解と謝罪を要求
悪質タックルに関学大「あってはならない」日大に抗議文送付、見解と謝罪を要求

被害者は全治3週間も…足のしびれ訴え再検査へ

 QBは7日に右膝と腰の負傷で全治3週間と診断を受けたが、その後左足にしびれが出たため再検査を予定。小野宏ディレクターは重篤な事故につながる恐れもあったと訴え「真相を究明することが重要」と話した。

悪質タックルに関学大「あってはならない」日大に抗議文送付、見解と謝罪を要求

関学大会見の当日に練習試合行った日大、内田監督は“雲隠れ”

悪質タックル問題の日大監督は“雲隠れ” 12日関大戦に姿現さず

  日大は、6日の関学大との定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)で、守備選手(3年)が悪質で危険なタックルなど3度の反則行為で退場処分を受けてから初の試合となったが、内田正人監督の姿はなかった。

悪質タックル問題の日大監督は“雲隠れ” 12日関大戦に姿現さず

 代わりに指揮を執った森琢コーチは、「まだ(選手、監督への)処分が正式に決まったわけではないので答えられない。また適切な場所、適切な形で対応させて頂きたい」と、監督不在の理由についても語らなかった。

悪質タックル問題の日大監督は“雲隠れ” 12日関大戦に姿現さず

 関東学生連盟によれば、6日の試合以降に、内田監督側から「当面試合には出ない」という意向が伝えられたという。関係者は「うちが試合を主催していることと、(関東学生連盟は)日大が加盟している連盟という2つの意味で(この問題を)放置できない」と話した。

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スポーツ庁・鈴木長官も怒りのツイート “ピキピキマーク”2つ付き

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