極寒強風、胸ポロリ…平昌五輪アクシデント&ハプニング集
平昌五輪が終了しました。期間中には強風などのアクシデントや、フィギュアスケートでは衣装がはだけてしまうハプニングも…五輪を彩った?珍場面を振り返ります。
公開日:2018.3.4

「平昌五輪・スキージャンプ男子ノーマルヒル・決勝」(10日、アルペンシア・ジャンプセンター)
レジェンド葛西 強風、極寒地獄に「こんなの中止でしょう、と心の隅で文句を」
冬季五輪歴代最多8度目の五輪となる葛西紀明(45)=土屋ホーム=は1本目で104・5メートル、2本目で99メートルに終わり、213・3点で21位に終わった。
ただでさえマイナス10度を下回る極寒の中、強烈な強風が吹きすさび、たびたび競技が中断。競技終了は予定よりも1時間押した。
レジェンド葛西 強風、極寒地獄に「こんなの中止でしょう、と心の隅で文句を」
「(寒さは)もう信じられないぐらい。風の音がすっごいんですよ。気持ちが怯むぐらい。ブワーって。W杯でもほぼない条件。“こんなの中止でしょう”ってちょっと心の隅で文句いいながら寒さに耐えてました」
レジェンド葛西 強風、極寒地獄に「こんなの中止でしょう、と心の隅で文句を」

「平昌五輪・スノーボード女子スロープスタイル・決勝」(12日、フェニックス・スノーパーク)
日本女子、強風に泣く…19位・鬼塚恨み節「影響ないように作ってほしかった…」
女子スロープスタイル決勝が行われ、日本勢では藤森由香(31)=アルビレックス新潟=が1回目に63・73点を出して9位となったのが最高だった。
平昌の気まぐれな風は、スロープスタイル初のメダル獲得が期待された日本女子には強烈な“逆風”となった。転倒が相次ぎ、なんとか1回目で最後まで滑り切れた藤森の9位が最高。W杯で好成績を残してきた鬼塚、岩渕の若きメダル候補たちは下位に沈んだ。
日本女子、強風に泣く…19位・鬼塚恨み節「影響ないように作ってほしかった…」
もちろん自然環境との戦いでもあるスポーツであることは百も承知。それでも鬼塚からは「もう少し風の影響のないように作ってほしかった…」と本音が漏れた。
日本女子、強風に泣く…19位・鬼塚恨み節「影響ないように作ってほしかった…」

平昌五輪のスピードスケート女子1500メートルで銀メダルを獲得した高木美帆(23)=日体大助手=、スキージャンプ女子で銅メダルを獲得した高梨沙羅(21)=クラレ=、モーグル男子で銅メダルを獲得した原大智(20)=日大=が13日夜、メダルセレモニーに出席し、輝くメダルを受け取った。
メダリストになっても極寒強風受難…取材ゾーンで美帆「メダルが冷たい…」
