王座返上、引退も 井岡一翔に何が…?
ボクシングのWBA世界フライ級王者の井岡一翔が、同王座を返上しました。父で井岡ジムの一法会長は、引退の可能性も示唆。何があった…?4月のV5防衛後からの出来事をまとめました
公開日:2017.11.9
比嘉との統一戦日本人対決OK
他団体王者との統一戦を熱望する井岡は、5月20日にWBC世界フライ級タイトルマッチ(有明コロシアム)に挑む同級1位の比嘉大吾(21)=白井・具志堅=が王座奪取に成功した場合には“統一戦日本人対決”にも前向きな考えを示した
一翔“統一戦日本人対決”OK 4月に比嘉がWBC王座奪取なら「盛り上がる」
井岡は12年に八重樫東との王座統一戦に挑み判定勝ちを収めた。別団体の日本人王者が統一戦を行ったのは日本ボクシング史上初。比嘉との対戦が実現すれば2例目となり「盛り上がるならそういう試合をやっていくに越したことはない」と前向きな姿勢を示した。
一翔“統一戦日本人対決”OK 4月に比嘉がWBC王座奪取なら「盛り上がる」
長谷川穂積氏は「防衛への挑戦」を提言
なぜ僕があえてこう言うかというと、もったいないと思うから。若い頃から力があり、大変強い王者である井岡君が、このくらいの相手と防衛戦をして収まっているのはもったいない。
長谷川穂積の拳心論】一翔は“防衛に挑戦”すれば さらに大きな未来が
防衛はもちろんベルトを守ることが一番大事なのだが、これくらいの王者になれば“防衛に挑戦する”という選択肢もある。マッチメークは簡単ではないが、少し危険だと思う相手と戦う価値は彼には十分にあると思う。防衛し続けることで守りに入ってしまうことがあるが、防衛に挑戦することで、もっとすばらしい未来が待っていると僕は思う。
【長谷川穂積の拳心論】一翔は“防衛に挑戦”すれば さらに大きな未来が