村田だけじゃない!「疑惑の判定」「世紀の大誤審」集めてみた

「疑惑の判定」で王座を逃してしまったボクシング村田。他にも世間を揺るがせた「世紀の大誤審」など判定にまつわる大事件を集めてみた(敬称略)、

公開日:2017.5.22

【06年・ボクシング】亀田興毅の判定勝ち「おかしい」抗議5万件殺到

06年8月4日の本紙紙面

“疑惑の判定”で列島騒然―。ニューヒーローが誕生したとは思えない“亀田バッシング”に拍車がかかった。亀田興毅(19)の世界戦を中継したTBSに対し、前夜の試合から3日夜までに、全国の視聴者から合計5万件以上の抗議の電話やメールが殺到したことが分かった。同局が明かしたもので、半数以上は不可解な判定の結果に対する抗議だったという。【2006年8月4日付デイリースポーツ紙面より】

今回の村田の件の逆パターンですな。フアン・ランダエタとのWBA世界ライトフライ級王座戦、1回にダウンを喫した亀田興毅だったが、結果はまさかの判定勝ち。ボクシング界のみならず芸能界やネットまで巻き込んだ大騒動になり、ランダエタの母国ベネズエラ大使館にまで「君こそ王者だ」というメールが殺到したとか。

【06年・野球・WBC2次リーグ】あの王さんも激怒した!アメリカ贔屓?ボブ・デービッドソン球審

06年3月14日の本紙紙面

 3―3で迎えた八回、一死満塁。岩村の左飛で三走・西岡がタッチアップ。左翼手・ウィンの本塁返球が大きく左にそれて、確かに1点勝ち越した。歓喜の日本ベンチだったが、直後にならくの底に突き落とされた。
 西岡の離塁が早いという米国側のアピールに、二塁のナイト塁審が両手を広げて「セーフ」の判定。しかし、米国・マルティネス監督がデービッドソン球審に抗議すると、判定は一転して「アウト」に。ベンチを飛び出した王監督は米国ファンの大ブーイングの中、約3分間、猛抗議したが、再び判定が覆ることはなかった。【デイリースポーツ06年3月14日紙面より】

メキシコ戦でもボブってた!右翼ポール直撃ホームランを二塁打に

王JAPANを失意のどん底に叩き込んだ4日後、メキシコ戦でもボブはやらかしていた。メキシコ代表選手たちが、右翼ポールを直撃した証拠として黄色い塗料がくっきり着いた球を国際映像のカメラに向けていたシーンは今でも鮮明に覚えている。因果応報というやつか、2次リーグ敗退が決まっていたメキシコ代表が「露骨すぎるアメリカ贔屓」に激怒&奮起してアメリカを道連れにしてくれたおかげで、他力本願だった王JAPANが大逆転で準決勝進出を果たしたのだった。VIVA、MEXICO!

【69年・大相撲】大鵬45連勝ストップが大相撲VTR判定導入のきっかけに

98年9月5日、本紙50周年のプレーバック企画

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