【一問一答】真央「一歩を踏み出せた」

 「フィギュアスケート・GPシリーズ第3戦・中国杯」(7日、北京)

 女子フリーで、1年間の休養を経て、2季ぶりのGPシリーズだった元世界女王の浅田真央(25)=中京大=はフリー3位の125・75点だったが、ショートプログラム(SP)1位との合計197・48点で優勝した。

 -GP復帰戦で優勝。

 「きょうのフリーは自分ではまだまだ課題があると感じたが、GPファイナルに向けては一歩を踏み出せた」

 -まだ試合勘が戻っていないのか。

 「試合勘はそこまで抜けていないが、仕上げの段階でもっと追い込まないといけない。SPもフリーもそう」

 -トリプルアクセルは素晴らしい出来だった。

 「今回、SPとフリーで跳べたのは、今後の試合に向けて自分の自信になったと思う。アクセルの調子はこのまま続けて、他の部分でもっと質を上げないといけない」

 -フリップ-ループの2連続3回転で、転倒したループの感触は。

 「単発ではいけるが、トリプルアクセルからフリップ-ループ、3回転ルッツと難易度の高いジャンプが三つ続くのが大きな壁。NHK杯までにこの三つをもっと練習したら大丈夫」

 -勝てた要因は。

 「SPの貯金があったからだと思っている。フリーはミスもあったが、ミスのない部分はまずまずだった」

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